初めてのビーシュリンプ飼育~繁殖編

ビーシュリンプに限らず、生き物を飼っていると

子供を見たくなるのは私だけでしょうか?

昔からメダカやカブトムシ等を飼育しては

増やすのが楽しみでしたね~。

ビーシュリンプの繁殖について

 

 

まず最初にオスとメスのエビが必要です。

雌雄の見分け方については、以前の記事を参考にしてください。

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繁殖に適した匹数について

飼育するエビの数ですが

30cmキューブ水槽で飼育をしてるといたします。

エビ数は少なくとも10匹は欲しいとこです。

これより少なくても飼育は出来ますが

エビの活性を上げる為には、10匹くらいがいいかと思います。

理想はオス2匹 メス8匹です。

 

オスとメスの比率について書きましたが

ウチでは60cmレギュラー水槽でも、オスは2、3匹くらいです。

メスは30cmキューブ水槽より、倍はいれます。

更に大きな水槽でもオスは2匹~3匹くらいしかいれません

比率というより1つの水槽にオスは2匹~3匹いれば十分だと思ってます

交配に関して

エビは成熟したメスが脱皮前後にフェロモンが出て

オスは興奮状態となり、メスが脱皮すると同時に交配する為に襲いかかります。

脱皮直後のメスは外殻がとても柔らかい状態ですので

オスが襲い掛かってくる度に体力を消耗します

一度交配が終わったオスは満足して別のとこにツマツマしに出かけます。

メスも受精出来た時点で物陰に隠れようとします。

しかしまだ交配出来てないオスは必死にメスを探します。

こうしてメスはどんどん逃げる為に力尽きてしまいます。

柔らかい状態で動きが悪くなった途端

他のエビたちはそのメスをエサという認識になり

食べ初めてしまいます。

 

そうならないように、オスはなるべく少ないほうがいいです。

しかしあまり少ないと不発に終わることもあります。

また、シュリンプ飼育のグレードをあげる作業には

近親交配を続けますので、血の弊害といいましょうか

生殖能力を持たないオスもいます

保険の為に2匹か3匹いると安心です。

但し、沢山の数のメスを相手に交配を続けるわけですので

オスの寿命は短くなります。

いつの間にかオスがいなくなってることもありますので

水槽内は毎日欠かさずに観察するといいです。

 

効率良く抱卵させる為に

メスが脱皮してオスが交配したときに抱卵すると書きましたが

正確には卵巣が成熟したメスが脱皮したときに、オスが交配して抱卵します。

効率良く抱卵固体を増やすには

生後4ヶ月~6ヶ月くらいのメスを用意して

高たんぱくなエサをあげることだと思います。

 

Name

栄養が足りない場合は卵巣が発達しませんし

仮に抱卵しても、卵が少なかったり脱卵の原因にもなりますよ~

 

しかしエサのやりすぎは、水質悪化を招きますので

その辺のバランスは難しいかもしれません。

しっかり餌をあげたい場合は硬い餌がオススメです。

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ウチでは自社製品の他に、シラクラさんの「えび玉シュリンプフード」を

必ず1週間のローテーションに入れて使っております。

 

抱卵はメス固体の寿命を縮めますので

なるべく若い固体のほうが長く子孫を残してくれます。

 

購入の際は2cmまでのメスがオススメです。

 

後は飼育する水槽の大きさと数が関係してきます。

小さい水槽で沢山のを入れてる場合は、これ以上エビが増えると

自分達の生活スペースが狭くなると感じるのか、抱卵しにくくなります。

ですので30cmキューブでしたら10匹~

60cmレギュラーなら20匹~始めるのが丁度いいと思います。

 

孵化に向けての準備

抱卵個体がしっかりと増えてきたら

今度は稚エビが孵化する為の準備をします。

水温にもよりますが大体25日前後で孵化してきますので

ママさんが安心して孵化させる場所を用意する必要があります。

モスやマツモなんかの水草を放り込んでおくと

ママさんも孵化してきた稚エビも安心して隠れることが出来ますよ。

もっとも安全に孵化させたい場合は、サテライトボックス等に入れましょう。

 

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サテライトは水槽に直接かけて使えますので

水質は水槽内と同じ物となり、直ぐに避難させることが出来ます。

このままだと、足場が無いので、吸着系のソイルを薄く敷いておくと安定します。

 

稚エビの餌について

稚エビの生存率についてですが

稚エビちゃんが一番残りにくい時期は、産まれて直ぐの1週間くらいの間です

孵化後1週間の間に3回~4回の脱皮をしますが

この時に、脱皮をする為に必要となる栄養分が体に補給できないと

脱皮不全や脱皮に時間がかかりすぎる為、体力的に落ちてしまう子が出てきます。

 

しかし親と同じ餌はまだまだ食べれませんので

水中にいる微生物を食べて脱皮を繰り返しながら

少しづつ大きくなっていきます。

一般的にはインフゾリア(ワムシ・ゾウリムシ等)という

単細胞生物群等が餌となってると言われてます。

 

Name

抱卵固体を確認したら、なるべく早く

水槽内にインフゾリアを増やすようにしてね~

 

インフゾリアについては過去記事を参照ください。

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まとめ

ここまできたら後は稚エビを大きく育てていくだけです。

ここからは脱皮を頻繁にくり返しますので

出来るだけ脱皮に必要な環境を整えてあげるのが

大事になってきます。

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